【セルタ 2-2 レアル・マドリー リーガエスパニョーラ第18節】

　現地時間7日に行われたリーガエスパニョーラ第18節で、レアル・マドリーはセルタと敵地で対戦し、2-2で引き分けた。

　前半は立ち上がりにセルタが決定機をつくるなど、ホームチームが好スタートを切った。33分にはカウンターがさく裂。イアゴ・アスパスのパスをスペースで受けたヴァスが、落ち着いてループシュートを決めて先制する。

　しかし、レアル・マドリーはすぐに反撃に転じた。リーグ戦では第5節ベティス戦以来の先発となったベイルが魅せる。

　36分、クロースのスルーパスをペナルティエリア左で受けてベイルが同点弾を決めると、その2分後にもベイル。今度はイスコのスルーパスに最高のタイミングで動き出し、左足で流し込んだ。

　ベイルの2ゴールで逆転して折り返したレアル・マドリーだが、後半も良い流れはつかめない。

　セルタのチャンスが続くと、71分にはイアゴ・アスパスが抜け出してGKをかわす。すると、ナバスのファウルを受けてPKを獲得した。しかし、このPKはナバスに止められ、同点弾は決まらない。

　なんとか耐えていたレアル・マドリーだが、82分に追いつかれた。イアゴ・アスパスが中央から右へ展開すると、ヴァスがクロス。このボールにマキシ・ゴメスが合わせて2-2になった。

　終盤にレアル・マドリーは決定機をつくったものの決めきれず、試合は2-2で終了した。

　同日の試合で首位バルセロナが勝利を収めており、4位レアル・マドリーとの勝ち点差は16となっている。

【得点者】
33分 1-0 ヴァス（セルタ）
36分 1-1 ベイル（レアル・マドリー）
38分 1-2 ベイル（レアル・マドリー）
82分 2-2 マキシ・ゴメス（セルタ）

【了】