かつてインテルに所属していたフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間6日、リバプールからブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョを獲得することが合意に達したと発表した。史上2番目の高額移籍で、インテルにも“おこぼれ”があるようだ。イタリアメディア『トゥットメルカート』などが伝えている。
コウチーニョは2013年1月にリバプールの一員となった。それ以前に所属していたのがイタリアの強豪インテルである。18歳でインテルの選手になったコウチーニョは、イタリアでブレークしきれず、イングランドへ渡った。リバプールではチームの中心として活躍。この冬、1億6000万ユーロ(約218億円)と言われる移籍金でバルセロナへ行くことになった。
それでも、コウチーニョの才能はイタリアでも高く評価されていた。報道によると、インテルはコウチーニョを放出する際、リバプールが将来同選手を手放すときに移籍金の1.5%をインテルに支払うという条件をつけていたため、250万ユーロ(約3億4000万円)弱の「臨時収入」があるとのことだ。
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