ボランチで好プレーを披露したMF柴崎岳【写真:Getty Images】
現地時間6日、リーガエスパニョーラ第18節の試合が行われ、日本代表のMF柴崎岳所属のヘタフェはアウェイでアトレティコ・マドリーと対戦し、0-2で敗北した。
主将のMFマルケル・ベルガラが戦線を離脱していたため試合前のスタメン予想では先発出場が濃厚とされていた柴崎だが、この日もベンチからのスタート。結局出番が回ってきたのは64分だった。
ピッチに投入されると、柴崎はボランチとしてプレーした。普段プレーしているトップ下とは異なる役割が与えられたものの、鹿島アントラーズ時代に慣れ親しんだポジションなだけあり徐々にチームのパスワークの中心としてボールをさばく姿が見られた。
スペイン紙『アス』は、交代後に試合の流れを変えた柴崎を評価。「ガクの投入がぱっとしない試合に光を照らした」と題された記事で柴崎は「彼がピッチに入ってからは、チームは変わり、内容ではアトレティコと並んだ」と評価を受けている。
4節のバルセロナ戦で負傷し15節のエイバル戦で約3ヶ月ぶりの復帰を果たした柴崎は、それ以降一度も先発出用を果たすことができていない。これからスタメン奪取を目指すうえで、今回のボランチでの活躍はいいアピール材料にはなったのだろうか。
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