中国には馴染めなかったカルロス・テベス【写真:Getty Images】
元アルゼンチン代表のFWカルロス・テベスが、古巣のボカ・ジュニオルスに復帰することになったようだ。同クラブは現地時間5日、テベスがチームの練習に合流したことを明らかにした。
テベスは2016年末、中国スーパーリーグの上海申花と2年契約を交わした。年俸は日本円にして約50億円と報じられ、「世界最高年俸」と話題になっていた。
だが、テベスは中国のサッカーにフィットせず、期待された活躍は見せられなかった。テベス本人が中国サッカーに対する不満を口にすることもあり、充実した一年にはなっていない。
そこで、古巣復帰が取りざたされるようになっていたが、テベスはすでにチームに合流している。ボカは公式ツイッターで「テベスが戻ってきた! チームに合流し、仲間と一緒にトレーニングをしています」と記し、笑顔で走るテベスの写真を掲載している。
あと1年の契約を残す上海申花もボカも、テベスの移籍を発表したわけではない。ただし、現地メディアによると、テベスは上海申花との契約を解除し、フリートランスファーでボカに復帰することになった模様だ。
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