ピーター・ウタカ(左)が広島を退団しフリーに。下田北斗(右)は湘南から川崎Fへ【写真:Getty Images】
2017シーズンの全日程を終了した明治安田生命Jリーグでは、各クラブとも来季に向けて選手の獲得や放出の動きを見せている。30日も多くの移籍や退団の発表があった。
今季はFC東京へ期限付き移籍していた2016年のJリーグ得点王、元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカはレンタル元であるサンフレッチェ広島との契約満了が発表され、今季限りで同クラブを退団することとなった。2017シーズンはJ1で25試合に出場し8得点を挙げていた。
またFC東京は丸山祐市、米本拓司、前田遼一、小川諒也、廣末陸、橋本拳人、東慶悟との契約延長を発表した。
J1初制覇を成し遂げた川崎フロンターレは、来季のJ1昇格が決まっている湘南ベルマーレからMF下田北斗を獲得した。専修大学出身の同選手はヴァンフォーレ甲府を経て昨季から湘南に加入。今季はJ2で10試合の出場にとどまっていた。
中盤の幅広いポジションをこなせるユーティリティとして知られる下田は、川崎Fの公式サイト上で「今まで学んできたことを生かし、チームに貢献できるよう日々一生懸命頑張ります」とコメントしている。
12月30日に決定した主な移籍は以下のとおり。
イ・ヨンジェ(京都→岡山)
下田北斗(湘南→京都)
野澤英之(岐阜→FC東京→愛媛)
ピーター・ウタカ(FC東京→広島→未定)
嶋田慎太郎(熊本→大宮)
宮地元貴(松本→沼津)
牲川歩見(群馬→磐田→沼津)
阿部翔平(千葉→甲府[完全移籍へ切り替え ])
ルイス・オヘーダ(千葉→未定)
新里亮(甲府→磐田)
ぺ・スンジン(城南FC→横浜FC)
【了】