「リベリアの怪人」ジョージ・ウェア氏【写真:Getty Images】
元リベリア代表FWのジョージ・ウェア氏が、リベリア共和国の大統領に当選したようだ。『CNN』など複数メディアが報じている。
現役時代にミランやパリ・サンジェルマンなどで活躍したウェア氏は、今年10月に行われた第1回投票で最多の票を獲得したが、当選に必要な50%以上の票には満たず。現副大統領であるジョセフ・ボアカイ氏との決選投票が行われていた。
この決選投票の開票が大詰めを迎えており、投票の98%の集計が完了。ウェア氏は61.5%の票を獲得しており、大統領就任が決定的な状況となっている。
ウェア氏は2005年の大統領選にも立候補したが、その際は現職のエレン・ジョンソン・サーリーフ大統領との決選投票に敗れていた。選挙で選出されたアフリカ初の女性大統領であるサーリーフ氏は2011年のノーベル平和賞受賞者でもある。
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