J1FC東京は5日、DFチャン・ヒョンスが中国の広州富力足球倶楽部へ完全移籍することを発表した。
1991年生まれのチャンは、韓国の延世大学から2012年にFC東京に入団。2シーズンでJ1通算40試合に出場。昨シーズンはリーグ戦26試合に出場し2得点を挙げている。各年代の韓国代表を経験し、昨年はA代表にも選ばれた。
チャンはクラブの公式HPを通して以下のようにコメントしている。
「まず初めに、無名だった私をこの2年間で大きく成長させていただいてありがとうございます。このたび、中国の広州富力へ移籍することになりました。
ただ、移籍しても、私は東京の情報を常に集めて気にかけていますし、応援していきたいと思っています。東京では本当に多くの方々から温かい言葉をかけてもらい、とても感謝しています。
もしJリーグに戻ることがあるならば、必ず東京に戻りたいと思っています。もちろん、また東京が必要としてくれる選手に自分が成長しなければいけませんし、もっともっとレベルアップしたいと思います。私は東京のファン・サポーターを愛しています。本当に最高でした。あらためて2年間、本当にありがとうございました」
広州富力は元イングランド監督のスベン・ゴラン・エリクソン氏が指揮を執るクラブで、昨シーズンはJリーグでのプレー経験もあるエディ・ボスナー(現セントラルコースト・マリナーズ)が在籍していた。
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