パリ・サンジェルマンの選手たち【写真:Getty Images】
フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)は、クリスマス休暇に入った選手たちのコンディション調整を徹底するため、GPS(全地球測位システム)を用いた管理を行っているという。仏紙『パリジャン』が25日付で伝えた。
PSGは今月20日に年内の最終戦を戦い終え、選手たちは休暇に入った。来年1月2日のトレーニング再開まで、10日間前後のオフが与えられている。
だが、チームを離れるからといって怠けてしまうことが許されるわけではない。完全な休暇が認められるのは3日か4日ほどで、その後はクラブから与えられた個人メニューに沿ったトレーニングを行うことが義務付けられている。
クラブは選手たちに対し、休暇中の体重増加を「最大1kg」に抑えるよう命じている。指示通りの個人トレーニングを行っていることを確認するため、PSGは休暇中の選手たちの動きをGPSで追跡するとのことだ。
リーグアン王座奪回を目指すPSGは、2位の昨季王者モナコと9ポイント差で前半戦を折り返している。チャンピオンズリーグでも順調にグループステージを突破しており、決勝トーナメント1回戦ではレアル・マドリーと対戦。タイトル獲得に向けた正念場となるシーズン後半戦に万全の状態で臨むべく、あらゆる手を尽くそうとしているようだ。
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