アーセナル在籍時のDFエマヌエル・エブエ【写真:Getty Images】
元アーセナル所属のエマヌエル・エブエが窮地に陥っている。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
エブエは、2016年のサンダーランド在籍時、元代理人とのトラブルが原因でFIFAから1年間の出場停止処分を下されると、その後は妻との離婚を巡る争いが勃発。最終的には裁判所の命令で自宅を明け渡すこととなり、現在は洗濯機のない生活に陥るなど窮地に立たされている。
この窮状を知りいち早く反応したのは、エブエが2011年から4年間在籍したトルコのガラタサライだった。同クラブは、稼ぎ口のないエブエをアカデミーのコーチとして迎え入れようとしているようだ。
さらにその後、イングランドのアーセナルがエブエの救済に声明を出した。同クラブのスポークスマンは、2005年から2011年の間チームに在籍したエブエに対し「最近のエマヌエルの苦難を知って本当に申し訳なく思っている。我々は、どうにか彼を助けることはできないか探ってみるつもりだ」と語っている。
苦境に立たされているエブエだが、古巣の2クラブはかつてチームに貢献した選手に何らかの形で手を差し伸べようとしている。
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