トッテナムのハリー・ケイン【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第20節の試合が現地時間の26日に行われ、トッテナムとサウサンプトンが対戦。FWハリー・ケインの2試合連続ハットトリックとなる3得点などでトッテナムが5-2の勝利を収めた。
ケインは前半22分、FKからのボールにヘディングで合わせて先制点を記録。39分にはソン・フンミンからのクロスに合わせて2点目を加え、67分にはDF吉田麻也を振り切ってチームの5点目となるゴールを挙げた。
この3ゴールを加えたことで、ケインは今季のプレミアリーグで19試合に出場して18得点。リバプールのFWモハメド・サラーを引き離し、暫定で得点ランクの単独首位に浮上した。
また、今年1月からのリーグ戦での合計得点数は39得点となった。元イングランド代表FWのアラン・シアラー氏が1995年に記録していた36得点を上回り、単独で歴代最多の数字となる。
さらに、リーグ戦以外の公式戦や代表チームでの得点も含めた2017年の得点数は合計56点となり、バルセロナのFWリオネル・メッシの54点を上回った。イングランドやイタリアなど一部の国ではまだ年内の試合が残っているが、欧州でプレーする選手の中でケインが最多得点数を記録して2017年を終えることはほぼ確実となった。
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