サウサンプトンの吉田麻也【写真:Getty Images】
サウサンプトン(愛称:セインツ)に所属する日本代表DF吉田麻也は、プレミアリーグで結果が出ずに苦しい戦いが続く状況の中で、チームメートに結束を維持して奮闘するよう呼びかけている。英紙『デイリー・エコー』がコメントを伝えた。
サウサンプトンはリーグ戦で最近5試合白星がなく、2分け3敗で勝ち点2を獲得したのみ。岡崎慎司の2ゴールなどでレスター・シティ戦に1-4の敗戦を喫したのに続いて、チェルシーにも0-1で惜しくも敗れる結果に終わった。
過去4シーズンをいずれも8位以上の成績で終えていたチームは、現在12位に位置し、残留ラインとわずか3ポイント差。「過去数年間にはなかったような難しい状況」だと吉田も認めている。
それでも、意気消沈するのではなく前を向いて進んでいくことが大事だと吉田は強調。「ネガティブさを持ち込まず、ポジティブでい続けるべきだ。不満を言い合うよりもお互い助け合わなければならない」
「ちょっとした部分が大きく響いてしまっている。全員があと10%だけ力を出すことができれば結果が出ると思う。そう信じている」と吉田はチームメートに奮起を促している。
サウサンプトンの次の試合は現地時間23日、ホームに11位のハダースフィールド・タウンを迎えての試合となる。「この状況ではひとつひとつの試合がどれも重要で大きなものだ。できるだけ早く立て直す必要がある。つまり、勝ち点3を取らなければいけないということだ」と吉田は勝利への意欲を口にしている。
【了】