徳島ヴォルティスからサンフレッチェ広島へ移籍する渡大生【写真:Getty Images for DAZN】
J1のサンフレッチェ広島は18日、J2の徳島ヴォルティスに所属するFW渡大生が2018シーズンより完全移籍で加入することが決定したとして発表を行った。
渡は1993年6月25日生まれの24歳。広島出身であり、広島皆実高校から2012年にギラヴァンツ北九州に入団してプロキャリアをスタートさせた。
北九州で4年間プレーしたあと、2016年には徳島へ移籍。1年目のシーズンに自身初の二桁となるリーグ戦12得点を記録したのに続いて、2017シーズンには得点ランク2位の23ゴールを挙げる活躍を見せた。得点王のイバ(横浜FC)と2点差で、日本人選手としては最多得点だった。
「僕一人でできることはとても少ないですが、できることを日々100パーセントやりきり、サンフレッチェ広島のために頑張ります。地元のチームですが、そこは全く関係なく、サンフレッチェ広島という魅力あるチームに入れることをうれしく思います」と渡は広島公式サイトでコメントを述べている。
広島はJ1で苦しいシーズンを過ごし、15位で辛うじて残留を決めた。34試合制ではクラブ史上最少の「32得点」に終わった攻撃面のテコ入れに向け、J2の日本人得点王に期待がかかる。
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