ラボーナでシュートを放ったルイス・スアレスだが得点は認められず【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第16節の試合が現地時間の17日に行われ、バルセロナがデポルティボに4-0の快勝を収めた。
今季無敗で首位を快走するバルサは前半にFWルイス・スアレスとMFパウリーニョのゴールで2点をリード。後半にはFWリオネル・メッシがPKを失敗する場面もあったが、前半と同じくスアレスとパウリーニョが決めて問題なく勝利を飾った。
前半終了間際の45分には、スアレスの得点が惜しくも決まらなかった場面もあった。ゴール前でのこぼれ球を狙ったスアレスの最初のシュートはDFの足に当たり、左ポストの外に転がろうとしたが、追いついたスアレスが左足の後ろから右足の“ラボーナ”でダイレクトシュート。だがGKルベンが至近距離からのボールに素早く反応して弾き出した。
得点は認められなかったが、ルベンのセーブの瞬間の静止画像ではボールはゴールラインを割っていたかのように見える。「シュートを打ったあとラインの横にいたから、僕の場所からは入っていたのがはっきりと見えた」とスアレスの試合後のコメントをスペイン紙『アス』などが伝えている。
バルサの試合では今年1月のベティス戦や先月のバレンシア戦でも、明らかにゴールラインを割っていたように見えた得点が認められない“幻のゴール”が物議をかもしていた。リーガではまだ導入されていないゴールラインテクノロジーの導入を求める声も強まっている。
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