トッテナムを下したマンチェスター・シティ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティの選手たちが試合の勝利を喜ぶ中で、宿敵マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督を揶揄するようなチャントを歌っていたとして話題となっている。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
シティは現地時間16日に行われたプレミアリーグ第18節の試合でトッテナムと対戦し、4-1の快勝を収めた。これでリーグ戦の連勝を16試合に伸ばしてリーグ新記録を更新し、2位ユナイテッドに暫定14ポイントの差をつけて首位を独走している。
選手たちがドレッシングルームで勝利を喜ぶ様子は写真や動画に捉えられ、各選手のSNSなどでも投稿されている。その中に、ユナイテッドのモウリーニョ監督を皮肉るような歌を歌っているものも記録されていた。
DFバンジャマン・メンディの知人によってSNS投稿されて広まったという動画の中で、シティの選手たちは「マンチェスター・ユナイテッド、バスを停めろ」と歌っている。「ゴール前にバスを停める」というのは守備的なサッカーを揶揄する表現で、特にモウリーニョ監督の戦術を批判する言い回しとして広まったものだ。
マンチェスターの両チームは、先週日曜日にダービーマッチを戦った際にも試合後に衝突。シティの選手たちが大音量の音楽を流して勝利を祝っていたことに腹を立てたモウリーニョ監督が抗議に行ったことを発端とし、選手やスタッフら20人ほどが入り乱れての小競り合いが生じたと報じられていた。今回の一件で険悪ムードはさらに強まることになるかもしれない。
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