ブラジル代表のネイマールとマルセロ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールは、レアル・マドリーへの移籍に向けてマドリードで家を探しており、マドリー所属のDFマルセロがそれを手伝っているという。スペインメディア『ディアリオ・ゴル』が16日付で伝えた。
ネイマールは今年夏、サッカー界の史上最高額となる2億2200万ユーロ(約294億円)と引き換えにバルセロナからPSGへと移籍。だが、そこからバルサの宿敵マドリーへ移籍するのではないかという噂も持ち上がっている。
数日前には、ネイマールの代理人を務める父親がマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長と接触しているとの報道もあった。移籍に向けた話が行われたのではないかとの見方だ。
『ディアリオ・ゴル』が「不動産筋から得た情報」によれば、ネイマールはマドリードで家を探しているとされている。代表のチームメートであり親しい友人でもあるマルセロがそれに協力しており、ペレス会長もその動きを把握しているとのことだ。マルセロはネイマールに、マドリーの選手たち数人が住む高級住宅地ラ・フィンカを勧めているという。
バルサからマドリーへの直接の“禁断の移籍”は困難だったとしても、PSGというワンクッションを挟むことで実現可能ではないかとの見方もある。もし移籍が実現すればバルサにとって非常に手強い相手となることは間違いなさそうだ。
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