FIFAクラブ・ワールドカップ（W杯）決勝が現地時間16日に行われ、レアル・マドリーとグレミオが対戦する。昨年のこの大会の優勝チームであるマドリーにとっては、大会史上初の2連覇が懸かる試合となる。

　2015/16シーズンの欧州チャンピオンズリーグ（CL）で優勝したマドリーは昨年のクラブW杯に出場し、決勝では延長戦の末に鹿島アントラーズを下して優勝。さらに今季のCLでも優勝を飾って再びクラブW杯出場権を獲得した。

　欧州CLが1992年に現在の名称となって以来、連覇を成し遂げるチームがいないというのは長年破られないジンクスだった。だがマドリーが初の2連覇を成し遂げてついにジンクスを打破。クラブW杯でも再び同じ偉業を達成できるかもしれない。

　グレミオとの試合に向け、マドリーは半年前のCL決勝ユベントス戦と同じ11人を先発に起用するのではないかとスペイン『アス』紙は予想している。GKナバス、ディフェンスラインにカルバハル、ヴァラン、ラモス、マルセロ、中盤にカゼミーロ、モドリッチ、クロース、トップ下にイスコ、前線にベンゼマ、ロナウドという11人だ。

　この先発メンバーでユーベを破って以来、負傷者など様々な理由により、同じ11人が先発起用されるチャンスはなかなか巡ってこなかった。今月2日に行われたリーガエスパニョーラのアスレティック・ビルバオ戦で、ようやく半年ぶりにCL決勝と同じスタメンが実現した。クラブW杯でも再び、この11人が先発して偉業達成を狙うことになるのだろうか。

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