ボルシア・ドルトムントの香川真司(右)とピエール=エメリク・オーバメヤン(左)【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは同クラブに所属するガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに対し今冬での移籍を許可しないようだ。13日付けの独紙『シュポルト・ビルト』が報じている。
同紙は、ドルトムントが今季リーグ戦12点を挙げているチームのトップスコアラーを今冬に放出する意思がないと伝えている。現地時間12日に行われたブンデスリーガ第16節でドルトムントはマインツと対戦し2-0でリーグ戦9試合ぶりに勝利した。クラブ側は来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するためにもオーバメヤンの存在は欠かせないと判断し今回の決断をした模様だ。
先日、複数の英メディアがリバプールやエバートンといったプレミアリーグのクラブが7000万ユーロ(約91億円)をオーバメヤンに対し支払う準備があると報じた。また以前からミランやレアル・マドリーも28歳のストライカーには興味を示していると伝えられている。オーバメヤン自身もドルトムントに居心地の良さを感じていないようで新しい挑戦の可能性を探っていると報じられてきた。
しかし今回のクラブの決断で少なくとも今季終了までオーバメヤンが残留する可能性が高まってきた。マインツ戦でもオーバメヤンと息の合ったプレーでゴールを挙げた香川真司にとってエースの残留は朗報だろう。
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