マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
現地時間10日に行われたマンチェスターダービーの試合後に、両チームの監督や選手、スタッフらが入り乱れて衝突する騒ぎが発生したという。英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティはプレミアリーグ第16節の試合で対戦。首位に立つシティがアウェイで2-1の勝利を収め、2位ユナイテッドとの差を11ポイントに広げる結果となった。
試合後には、敵地オールド・トラフォードのドレッシングルーム内でシティの選手たちが勝利を喜び、派手に騒いでいたようだ。ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督はシティのドレッシングルームを訪れ、敗者への“敬意を欠いている”として抗議を行ったという。
そこでモウリーニョ監督は、同じポルトガル語を母国語とするシティのブラジル人GKエデルソンと口論になったとのこと。他の選手たちやスタッフらも加わり、20名ほどが入り乱れての混乱が発生したと伝えられている。
騒動の中で、モウリーニョ監督はペットボトルをぶつけられ、水やミルクをかけられたという。また、シティのコーチを務める元スペイン代表のミケル・アルテタ氏は顔面に切り傷を負い流血していたとされている。最終的には警察や警備員が割って入って騒動を沈静化させたとのことだ。
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