バルセロナのハビエル・マスチェラーノ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノが改めて同クラブを退団する意思があることを示した。
先月マスチェラーノはスペイン紙『マルカ』で「ここでのステージを終えると思う。これほど長い時間を過ごしてきただけに、これ以上留まり続けることは自分の意思に反すると思うんだ」と語っていた。
そんな33歳のマスチェラーノは母国アルゼンチンメディア『TyC スポーツ』の取材に対し「自分自身が必要とされていると感じる場所でプレーがしたい。私はこのチームで自分の価値を失った」と改めてクラブを離れる考えがあることを明らかにした。
チームにとって重要でないと思い始めた理由を「11ヶ月の間に5度も筋肉系統の怪我を負いその影響で常時試合に出場する事が出来なくなった」と分析している。それを踏まえ「自分がチームにとって邪魔であると感じた時にクラブを去りたい」と話している。
2010年にリバプールから移籍してきたマスチェラーノはバルセロナで331試合に出場している。その間リーグ優勝4回、チャンピオンズリーグ(CL)優勝2回を経験するなど合計14個のタイトル獲得に貢献してきた。
長年にわたりバルセロナDFラインを統率してきたマスチェラーノの勇姿も今季限りで見納めになってしまうのだろうか。
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