ジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
ミランは来年夏にGKジャンルイジ・ドンナルンマを失う可能性があると、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。ただし、今年の夏と状況は全く異なるようだ。
今年夏に大型補強を敢行したミランは、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する可能性があるとしてUEFAに警告された。その後、今後の収支計画を提出して制裁回避に動いているが、UEFAはミランが提案がボランタリー・アグリーメント(自主協定)の適用条件を満たしていないと判断したものとみられている。
『ガゼッタ』は、このまま行くとミランはどうなるかを解説。「もし来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を逃すと収支のバランスが取れないことは確実で、選手の放出は避けられない」としている。
そうなった場合、高額な選手が“犠牲”となる可能性が高い。若き守護神のドンナルンマや、ユベントスからやってきたDFレオナルド・ボヌッチが対象となるようだ。
紆余曲折の末に流出を回避したドンナルンマと、夏の目玉補強だったボヌッチ。2人の将来は、クラブ次第という立場になるかもしれない。
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