6日の練習ではハリルホジッチ監督が“独演会”。それでも日本代表の選手たちは笑顔でランニング【写真:舩木渉】
日本代表は6日、都内でEAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会(E-1)に向けて練習を行った。
予定の時間を少し過ぎて会場に到着した日本代表の面々は、徐々にピッチに登場し、3グループに分かれて6対2のパス回しで体を動かし始める。選手たちには笑顔もあり、時折歓声が湧くなど和やかな雰囲気だった。
その後ピッチ中央に全員が集合すると、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の“独演会”が始まった。気温10度を下回る寒空のもと、指揮官はおよそ18分間にわたって熱弁をふるった。時に声を荒げて選手たちに要求する姿や、若い伊東純也や大島僚太の方を向いて話す時間も長くあった。
さすがに長すぎたか、監督の話の最中に軽くストレッチをする選手も見られた。“独演会”が終わると、チーム全員で3分間ほどピッチの外周をランニング。清武弘嗣が一団の先頭に立って走るなど、リーダーシップをとっていく姿勢を見せた。
そうしてミーティング中に冷えた体を再び温めつつ、ランニング後は小さいマーカーやハードルなどを使ってペースを上げながら体をほぐしていき、短めのダッシュを入れている最中で練習の公開は終了となった。
この日はE-1に臨む日本代表選手たちの背番号も発表になり、大島僚太が「10番」を背負うことが決定。初招集の伊東純也は「14番」、三竿健斗は「16番」、阿部浩之は「18番」、初瀬亮は「19番」、室屋成は「20番」、山本脩斗は「21番」を着用すると明かされている。
なお、JFA関係者によれば6日に負傷で離脱が発表された杉本健勇は、昼食前にチームを離れたという。同選手の代役として追加招集された川又堅碁が「9番」を着けることとなった。
(取材・文:舩木渉)
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