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谷口彰悟、日本代表は「まず勝たないと」。今大会は「国内組のチャンス」

text by 編集部 photo by Getty Images

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谷口彰悟【写真:Getty Images】

 EAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会に参加する日本代表は5日、都内で2日目の練習を行った。

 J1全試合に先発フル出場し、川崎フロンターレのクラブ史上初となるリーグ制覇に大きく貢献した谷口彰悟。代表のチームメイトについて「みんなレベル高いですし、スピードとかパワーもある」と話す。そして「レベルが1つ上がったなってところでのトレーニングなので、もちろんきついところはありますけど、楽しみながらやれればと思います」と意欲を口にした。

 川崎Fでは今季、ボランチで出場する機会もあった。だが、ほとんどの試合でCBとしてプレー。谷口は「やり慣れているポジションなので、そこはそんなに意識することなく。変わったりはしないですし、自分の良さを出しつつ、チームのやりかたとかにしっかり合わせていければ」と語った。

 最終ラインの選手には特に、意思の疎通が重要になる。そのためには各々の考えをすり合わせ、チームとして戦う必要がある。谷口は「コミュニケーションを取らないことにはうまく守れないですし、伝えないことには始まらない」と述べる。さらに「代表となったらよりコミュニケーションを取って、よりわかってもらわないといけないし、わからせないといけない」と強調した。

 海外組が不在の今大会は、国内組にとって貴重なアピールの場となる。「本当に国内組の選手たちはチャンスの大会」と谷口は話し、チームの勝利を最優先する考えも示した。

「国内組の選手たちもやれるんだって思わせる、そういう大会にしたい。一人ひとりのアピールもそうですけど、まず代表は勝たないといけない。そういうところはチームで勝って、なおかつ個人のアピールができたら最高かなと思います」

 リーグを代表するディフェンダーは今大会で存在感を発揮し、生き残りを目指す。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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