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追加招集の川又堅碁「FWとしてゴール決めたい」。磐田の仲間へ感謝も口に

text by 編集部 photo by Getty Images

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川又堅碁(中央)【写真:Getty Images】

 EAFF E-1サッカー選手権2017 決勝大会に参加する日本代表は4日、都内に集合して初練習を行った。

 川又堅碁は、3日の夜にジュビロ磐田の服部年宏強化本部長から電話を受け、追加招集を知らされたという。「いきなりだったから俺もビックリしましたよ。ハットさんから着信2件あった。俺なんかやらかしたかなと」と笑い、「聞いて逆に安心した」と続けた。

 2015年8月の東アジアカップ以来の代表復帰だ。「あの時1勝もしてないんで、勝ちたい。そのつもりで来ました」と意気込んだ。今回の招集がチャンスであることは本人も自覚しており、「試合で結果残すのが一番。FWとして、本当にゴール決めたい」と決意を口にした。

 今季加入した磐田では主力として稼働。リーグ戦全試合スタメン出場を果たし、14得点を記録した。新天地で輝きを放ったが、「チームメイトに感謝です。ボールなんて信用してもらわんと入ってこないし」と磐田の同僚たちへの想いを述べた。同じく今季からサックスブルーの一員となった中村俊輔についてはこう語る。

「サッカーに対して本能で好きっていうのを毎日見られた。みんな好きだと思うけど、誰よりもそういうのが伝わってくるくらいね。練習前にしろ、後にしろ、いろんなところを学んだつもりですけど、本当にいいアドバイスをもらった。そういう選手の近くでプレーできる、いい環境に恵まれた。名波さんも含めスタッフにも。そういうところで本当に感謝しながらやっているので、それを出したいです」

 追加招集ということもあり、今の序列は高くないかもしれない。しかし、日本代表としてしっかりアピールするつもりだ。

「(今大会)3試合の中で少しのチャンスも逃さないように。短期間なので出る時間もたぶんわかんないし、1分で出てもチャンスを仕留められるようにしたい」

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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