フィリップ・トルシエ元日本代表監督【写真:Getty Images】
2002年の日韓W杯で日本代表を率いたフィリップ・トルシエ氏は、先日行われたロシアW杯のグループリーグ組み合わせ抽選結果に悲観的な見解を示している。『AFP通信』によるインタビューの内容と、仏紙『レキップ』が報じた。
トルシエ氏は日本が入ったグループHの組み合わせについて「非常にバランスのとれたグループで、4チームすべてが決勝トーナメント進出への夢を見られる」と分析している。しかし、「私は日本のチャンスについて楽観的ではない」と、かつて指揮した古巣に警告した。
「最初の2試合でコロンビアとセネガルと戦うというのは、いいニュースではない。困難なものになるだろう」とトルシエ氏は語る。
日本代表はコロンビア、セネガル、ポーランドと対戦し、まずは2大会ぶりのベスト16進出を目指す。62歳になったトルシエ氏による「バッドドロー」という予想を覆し、決勝トーナメントへコマを進めることができるだろうか。
【了】
★W杯予選まとめはこちら★