レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
今季のリーガエスパニョーラで調子が上がらないレアル・マドリーは、開幕から14試合終了時点での成績が過去9年間で最低となってしまっている。スペイン紙『バングアルディア』などが伝えた。
現地時間2日に行われた第14節の試合では、マドリーはアスレティック・ビルバオとアウェイで対戦して0-0のドローに終わった。先に試合を行った首位バルセロナも引き分け止まりだったが、勝ち点差を縮めるチャンスを活かすことはできなかった。
シーズンの3分の1強にあたる14試合を終えた時点で、マドリーの成績は8勝4分け2敗の勝ち点28。首位バルサに8ポイントの差をつけられての4位に位置し、バレンシアとアトレティコ・マドリーにもリードを許している。
14試合終了時点でマドリーの成績がこの数字を下回っていたのは、2008/09シーズンが最後の例。8勝2分け4敗の勝ち点26、首位バルサと9ポイント差での5位という成績で、ベルント・シュスター監督はその時点で辞任することになった。最終的にはバルサに次ぐ2位でシーズンを終えたが、勝ち点差は9ポイントから縮まらなかった。
マドリーは次節セビージャと対戦したあと、クラブ・ワールドカップ出場を挟んでバルサとの“エル・クラシコ”を迎える。ジネディーヌ・ジダン監督のチームはここから追い上げを見せることができるだろうか。
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