ガンバ大阪新監督に就任するレヴィー・クルピ氏【写真:Getty Images】
J1のガンバ大阪は3日、2018シーズンのトップチーム新監督としてレヴィー・クルピ氏の就任が合意し、契約を締結したことを発表した。
ブラジル出身のクルピ氏は現在64歳。日本ではセレッソ大阪を3度にわたって率いた経歴を持つ。一度目は1997年にC大阪を指揮。2007年には10年ぶりにC大阪に復帰し、若き香川真司らを抜擢して攻撃的サッカーを構築した。
J2へ降格していたC大阪をJ1復帰へと導き、昇格1年目の2010年にクラブ史上最高の3位という成績を残す。2011年末には退任したが12年夏に再びC大阪に復帰し、2013年末までチームを率いた。
C大阪のほかには、母国ブラジルの数多くのクラブで豊富な監督経験を誇る。今年は名門サントスを率いていたが、先月28日に退任が発表されていた。
2013年から5年間チームを率いてきた長谷川健太監督が今季限りでの退任を発表していたG大阪は、J1のシーズンを10位で終えた。その長谷川監督は、FC東京の新監督に就任することが3日に発表されている。
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