FC東京新監督に就任する長谷川健太氏【写真:Getty Images for DAZN】
J1のFC東京は3日、2018シーズンのトップチーム新監督として長谷川健太氏の就任が決定したことを発表した。
長谷川氏は1965年生まれの52歳。現役時代は横浜F・マリノスの前身である日産自動車サッカー部や清水エスパルスでFWとして活躍し、日本代表としても27試合に出場した。
指導者としては浜松大学サッカー部の監督を経て、2005年に古巣である清水の監督に就任。J1で安定して上位の成績を残し、カップ戦でも3度の決勝進出を果たした。
続いて2013年にはJ2に降格していたガンバ大阪の監督に就任し、1年でのJ1復帰を達成。翌年にはJ1復帰1年目でリーグ戦・天皇杯・リーグカップの“3冠”制覇という快挙を成し遂げた。今年9月には今季限りでのG大阪監督退任を発表していた。
今季のFC東京は8月から9月にかけて公式戦5連敗を喫したあと篠田善之前監督が退任し、コーチを務めていた安間貴義氏が暫定的にチームを指揮。だがその後も調子は上がらず、監督交代時の10位から13位へと順位を下げてJ1のシーズンを終えている。
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