川崎フロンターレの中村憲剛【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグの最終節となる第34節が行われ、川崎フロンターレが大宮アルディージャに5-0の勝利を収めた。この結果、川崎Fはクラブ初となるJ1優勝を飾った。
前節終了時点で首位の鹿島アントラーズを2ポイント差で追っていた川崎F。最終節でジュビロ磐田と0-0のドローに終わった鹿島と勝ち点が並び、得失点差で上回ったことで優勝を勝ち取った。
2003年以来川崎F一筋でプロキャリアを歩んできたMF中村憲剛にとっても初のタイトル獲得となった。試合後にはメディアの取材に対して喜びをあらわにしている。
「そこまで来ているというのは自分でも思っていましたし、周りからも言われていた。それでもタイトルを獲らないと先には進めない」と中村。「獲った時にどうなるのかなと思っていましたが、今日の景色は素晴らしい最高のものでした」と心情を語った。
「この新しい景色を見るために1年間頑張ってきたんだなと。僕の場合は15年ですけどね」と長かった無冠の時期を振り返りつつ、「僕より前から応援してくれているサポーターもいますので」とタイトルを待ちわびたファンへの思いを口にしている。
【了】