かつてドルトムントで共に戦ったレバンドフスキ(左)と香川真司(右)はW杯で再会なるか【写真:Getty Images】
ロシアW杯のグループリーグ組み合わせ抽選会が現地時間1日に行われ、日本代表はグループHでポーランド、セネガル、コロンビアと同居することになった。
しかし、4ヶ国の中で最もFIFAランキングの高いポーランドにとって、グループ内最弱の日本は眼中にないのかもしれない。イギリスの本拠地を置くポーランド語新聞『ポリッシュ・エクスプレス』はモスクワで行われた抽選会の結果についての記事で、グループのライバルたちに言及した。
同紙はポーランドが「割り当てられた運命」としてセネガル、コロンビア、日本を挙げた。
初戦の対戦相手であるセネガルについて「ワールドクラスのスターが欠けている」と分析。そして「最大のスター選手が守備的MFのシェイク・クヤテ(ウェストハム)である事実が最もいい証拠」と、格下であることを強調した。
第2戦で対戦するコロンビアについては「最も危険なライバル」と警戒している。FIFAランキングが13位て自分たちとそう変わらないこと、近年の南米大陸での好成績、攻撃的なスタイルを理由に挙げている。
さらに「フアン・クアドラード(ユベントス)とラダメル・ファルカオ(モナコ)はヨーロッパの舞台で輝いているが、本当のスターはハメス・ロドリゲスだ。ブラジルW杯の得点王はレアル・マドリーへ移籍して少し後退したが、ロベルト・レバンドフスキと同等の選手であることに疑いは全くない」と、ポーランドの絶対的エースストライカーと同じバイエルン・ミュンヘンに所属するスーパースターが鍵になると見ている。
コロンビアについては爆発的な攻撃力を持つチームが揃っているロシアW杯南米予選で18試合19失点だった、卓越した守備力も見逃せないと記されている。
ここまでの2ヶ国は具体的な選手名も挙げて紹介されていた。だが、グループリーグ最終戦で対戦する日本についてはまさかの言及なし。記事内では日本について一切触れられていない。現在FIFAランキング7位のポーランドにとって、50位以下、55位の日本は7ヶ月後も眼中にないということかもしれない。
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