ミハイロ・ペトロヴィッチ氏【写真:Getty Images】
J1の北海道コンサドーレ札幌は10日、2018シーズンの新監督としてミハイロ・ペトロヴィッチ氏の就任が決定したことを発表した。
セルビア出身でありオーストリア国籍のペトロヴィッチ氏は、日本では2006年から2011年までサンフレッチェ広島を指揮。続いて2012年からは浦和レッズを率い、2016年には年間最多勝ち点獲得やルヴァンカップ優勝などの結果を残したが、昨年7月に成績不振のため契約解除となった。
「北海道コンサドーレ札幌の監督に就任できた事を非常に嬉しく、そして光栄に思っています」とペトロヴィッチ監督はクラブ公式サイトでコメント。「私はこのクラブがまだ見たことのない世界を皆さんと共に実現していきたいと思っています。選手、スタッフ、監督が共に一丸となって、これまで見ることのなかった、クラブの新しい歴史を一つずつ刻んでいける様に、日々全力で努力していきたいと思っています」と意気込みを述べ、サポーターに向けて応援を呼びかけている。
2015年7月から昨シーズンまで札幌を率いていた四方田修平監督は、ヘッドコーチに就任することが合わせて発表された。四方田監督は札幌をJ1昇格へと導き、昨季はクラブにとって16年ぶりとなるJ1残留を成し遂げた。ペトロヴィッチ新監督のもと、J1に定着して戦い続けていくことが札幌の新たな目標となる。
【了】