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2ヶ月で監督交代のサウジ、W杯に向けた指揮官決定。チリ代表前監督が就任

text by 編集部 photo by Getty Images

フアン・アントニオ・ピッツィ
サウジアラビア代表監督に就任するフアン・アントニオ・ピッツィ氏【写真:Getty Images】

 サウジアラビアサッカー連盟は28日、同国代表チームの新監督としてフアン・アントニオ・ピッツィ氏の就任が決定したことを発表した。

 アジア予選を突破してロシア・ワールドカップ(W杯)出場権を獲得したサウジアラビアだが、チームを予選突破に導いたベルト・ファン・マルワイク監督は契約満了により退任。続いて元アルゼンチン代表監督のエドガルド・バウサ氏が就任したが、今月22日に就任からわずか2ヶ月で解任されていた。

 アルゼンチン出身のピッツィ新監督は、現役時代にはバルセロナやスペイン代表などでFWとしてプレー。指導者としてはバレンシアなどの監督を務めたほか、2016年1月からチリ代表を率いた。同年夏のコパ・アメリカ・センテナリオでは優勝を飾ったが、ロシアW杯予選で敗退に終わったあと退任していた。

 2006年以来3大会ぶりのW杯本大会出場となるサウジアラビア代表は、ピッツィ監督にその指揮を委ねることになった。12月1日にモスクワで行われる組み合わせ抽選会に出席することが最初の仕事となる。

【了】

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