オーストラリアが招聘を画策しているマルセロ・ビエルサ監督【写真:Getty Images】
オーストラリア代表が、リールの指揮官マルセロ・ビエルサ監督を次期監督候補として挙げているようだ。英紙『ガーディアン』が報じた。
オーストラリアサッカー連盟(FFA)は今月22日、前監督のアンジェ・ポステコグルー氏の電撃辞任を発表。オーストラリア代表は、大陸間プレーオフでホンジュラス代表に勝利しロシアW杯への出場権を獲得していたこともあり、2014年からチームを率いてきたポステコグルー氏の突然の辞任表明は衝撃のニュースであった。
同紙によると、現在FFAは後任監督探しに奔走しており、「代理として指揮をするための外国人監督か、長期で指揮をするその他の監督」を条件に交渉を行っているとのこと。来年6月開催のW杯を見据えると、監督探しは急務となる。
そこで“理想の監督”と位置付けられているのが、現在フランス・リーグ1のリールで実質解任状態にあるマルセロ・ビエルサ監督だ。同監督は、クラブの許可なく病床の友人を訪ねてチリへ渡航したことで職務の一時停止処分を下されており、解任は秒読みとされている。
世界屈指の戦術家とも謳われるビエルサ監督が、今後クラブを退団し、代表チームを指揮するというオーストラリアにとって“理想”的なプランは実現するのだろうか。
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