ロシアW杯に出場する日本代表【写真:Getty Images】
FIFA(国際サッカー連盟)の教育研究機関であるCIES(スポーツ研究国際センター)は、来年のロシア・ワールドカップ(W杯)に出場することが決まった32ヶ国の代表チームについての統計データを27日付で発表した。
調査の対象となった32チームについて、ロシアW杯の予選で起用された選手たちのデータを集計(予選を戦っていないロシア代表は親善試合)。平均年齢や平均身長、所属クラブなどについてのデータが紹介されている。
チームの平均年齢は、パナマが「29.4歳」で最も高く、ナイジェリアが「24.9歳」で最も低い。日本代表は平均「27.5歳」で、年齢が高い方から13番目となっている。全体の平均である「27.4歳」とほぼ同程度だった。
メンバーの平均身長が最も高い参加国はセルビアで「185.6cm」。最も低いのはサウジアラビアの「176.2cm」。日本はサウジアラビアに次いで低い「178.1cm」で、32ヶ国中31番目となっている。お隣の韓国は「182.2cm」で15位に位置し、イングランドやオーストラリアなどを上回っている。
集計の対象となった1072人の選手たちのうち、帰化選手などのように「他国出身」の選手は全体で98人。他国出身選手の割合が最も高いのはモロッコ代表で、実に「61.5%」を占める。セネガルが39.5%、ポルトガルが32.1%で続く。日本は「2.6%」となっており、ニューヨーク生まれのDF酒井高徳がカウントされたものと思われる。ドイツ、ブラジル、韓国など7ヶ国は他国出身選手が「0%」だった。
自国以外のリーグでプレーする選手の割合は、日本は「47.4%」で全体の24番目。クロアチア、スウェーデン、アイスランドの3チームは「100%」、イングランドとサウジアラビアは「0%」となっている。
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