組み合わせ抽選会が迫るロシアW杯【写真:Getty Images】
来年夏に開催されるロシア・ワールドカップ(W杯)の組み合わせ抽選会は、現地時間12月1日にモスクワで行われる。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトでは、その抽選会の実施の流れを動画を用いて説明し、実際の抽選と同じ方法による“シミュレーション”を行った。
ロシアW杯は今月16日までに予選の全日程を終了し、本大会に出場する全32チームが出揃った。出場チームは10月のFIFAランキングに基づいて「ポット1」から「ポット4」までに振り分けられている。
抽選では4つのポットからそれぞれ1チームが組み合わされ、8つのグループが各4チームで構成されることになる。欧州のチームはひとつのグループに最大2チームまで、それ以外の大陸のチームはひとつのグループに1チームのみが入るよう調整が施される。
抽選はポット1からスタートし、ポット4が最後に選び出される。ポット4に入っている日本は、すでに3チームが出揃ったグループのひとつに組み込まれる形となる。
動画で実際に抽選の過程がシミュレートされた結果、「実現してもおかしくない」ひとつの組み合わせが導き出された。日本が入ったのは、ブラジル、コスタリカ、クロアチアと同じグループBだ。コスタリカではなくオーストラリアが入っていたことを除けば2006年大会と似通ったグループということになった。
FIFAの直前シミュレートによる8つのグループは以下のようになっている。あくまでも仮想の組み合わせでしかないが、実際に起こり得る抽選結果のひとつであることは確かだ。
【グループA】 ロシア、スイス、エジプト、オーストラリア
【グループB】 ブラジル、コスタリカ、クロアチア、日本
【グループC】 ポーランド、コロンビア、セルビア、イラン
【グループD】 ポルトガル、韓国、スペイン、セネガル
【グループE】 ベルギー、アイスランド、ペルー、パナマ
【グループF】 ドイツ、デンマーク、ウルグアイ、ナイジェリア
【グループG】 アルゼンチン、モロッコ、メキシコ、スウェーデン
【グループH】 フランス、チュニジア、サウジアラビア、イングランド
【了】
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