チリ代表の選手たち【写真:Getty Images】
日本代表に南米の強豪チリ代表と親善試合を行う可能性が浮上している。チリ紙『El Mercurio』が報じた。
同紙によると、チリサッカー連盟(ANFP)は現在、W杯が開催する数週間前の期間を利用して国際親善試合を行うことを計画しており、その相手として現在交渉が行われているのが日本代表と韓国代表であるという。開催地はヨーロッパのどこかを予定しているとされているが、詳細は明らかになっていない。
ANFP側は「それら2つの代表チームと親善試合という形で対戦することは一つの選択肢だ。我々は現在交渉の段階にあるが、それが他のチームになる可能性もある。まだ決定はしていない」と語っている。
チリ代表は、2015年と2016年に行われたコパ・アメリカを連覇するなど強豪チームとして知られている。ロシアW杯南米予選では混戦極める戦いの中で惜しくも6位で本戦出場は逃してしまったものの、最新のFIFAランキングでは10位に位置しており、その実力は折り紙付きだ。もしこの親善試合が実現することになれば、日本代表にとってはW杯に向けていいシミュレーションの機会となるかもしれない。
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