ケルンのヤン・アウレル・ビセック(右)【写真:Getty Images】
ケルンに所属するDFヤン・アウレル・ビセックがブンデスリーガ史上2位の年少出場記録を打ち立てた。
現地時間26日に行われたブンデスリーガ第13節でケルンはホームでヘルタ・ベルリンと対戦し0-2で敗れた。この試合でビセックは3バックの一角でフル出場を果たした。
16歳363日でブンデスリーガデビューを果たしたビセックは16歳335日でデビューしたボルシア・ドルトムントに所属するMFヌリ・シャヒンに次ぐ歴代2位の最年少出場記録を作った。
ケルンのペーター・シュテーガー監督は試合後「私は彼に余計なことを考えさせたくなかったから出場することを試合開始2時間前に知らせた」とデビュー戦の舞台裏を明かしてくれた。
なお地元紙『ケルナー・シュタットアンツァイガー』はビセックを「精度の高いパスやヘディングを披露、この16歳にとって素晴らしいデビュー戦となった」と高く評価しチーム最高となる「2,5」の評価を受けた。(ドイツの採点は「6」が最低で11段階に分けて表され、数字が小さいほど評価が高いことを意味する)
ちなみに2000年11月29日に生まれのビセックは彼が産まれる前に既にブンデスリーガデビューを果たした(1999年8月28日)39歳FWクラウディオ・ピサロと同じピッチでプレーした。
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