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メッシ、3試合ぶり得点は幻に終わるも絶妙アシストでバルサを救う。2位バレンシアとの大一番はドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

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首位対2位が激突。白熱の一戦はドロー【写真:Getty Images】

【バレンシア 1-1 バルセロナ リーガエスパニョーラ第13節】

 現地時間26日に行われたリーガエスパニョーラ第13節のバレンシア対バルセロナは、1-1の引き分けにおわった。

 勝ち点34で首位を走るバルセロナと、勝ち点4差で追う2位バレンシアの大一番。バルセロナは負傷やピケの出場停止によりヴェルメーレンに今季初先発となる不安要素もあったが、前半からゲームを支配した。

 それでもなかなかゴールを決めることはできなかったが、30分に試合が動きかける。メッシがペナルティエリア手前から左足でシュートを放つと、これはGKネトの正面に飛んでしまった。しかし、バレンシア守護神はこのボールを抑えられず、キャッチしそびれたボールが自身の股を抜けてゴールに向かう。ネトはこれを急いでかき出した。

 バレンシアのカウンターをしのいだあと、バルセロナの選手たちは審判に向かって猛抗議。実際、ネトがかき出したボールは明らかにゴールラインを割っており、得点が認められるべきシーンだった。

 それでも当然判定は変わらず、0-0のまま後半に突入。すると、劣勢だったバレンシアがリズムをつかみ始める。

 60分には均衡が破れた。左サイドでパスを持ったゲデスが縦のスペースに転がすと、ガヤが追い越してペナルティエリア左に侵入して折り返す。グラウンダーのボールをロドリゴが押し込んでホームチームがリードを奪った。

 後半はなかなかチャンスをつくれずにいたバルセロナだが、メッシの一振りがバレンシアの守備を切り裂く。82分、メッシが中央から左足でゴール前に浮き球のパスを入れると、走り込んだジョルディ・アルバが足を伸ばしてダイレクトボレー。見事にとらえて同点に追いつく。

 試合は1-1で終了し、バルセロナは2位バレンシアとの勝ち点4差を維持した。

【得点者】
60分 1-0 ロドリゴ(バレンシア)
82分 1-1 ジョルディ・アルバ(バルセロナ)

【了】

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