またホームで決められなかったミラン【写真:Getty Images】
ミランは現地時間26日、セリエA第14節トリノ戦を0-0の引き分けで終えた。長いトンネルの出口が見えないミランだが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の自信は変わっていない。伊メディア『ミランニュース.it』などが、指揮官のコメントを伝えた。
セリエAで7位に低迷する名門ミランは、トリノをホームに迎えて得点を奪うことができなかった。
それでも指揮官は試合後、「最初から最後まで試合をコントロールしていた」と会見でコメント。「フィニッシュでのミスはあったとしてもチャンスはつくっていた。不運もあった。冷静さを欠いたことによるミスもあった。そうだとしても、チームは明らかに良くなっている。特に守備面ではほとんどやられていなかった」と胸を張った。
だが、ファンはモンテッラ監督の言葉を鵜呑みにできないはずだ。ミランがセリエAのホームゲームで最後に得点を決めたのは、9月のSPAL戦である。それからトリノ戦を含めてリーグ戦4試合を本拠地サン・シーロで戦っているが、1点も決めていない現状だ。
6位サンプドリアはミランより1試合消化が遅れているが、勝ち点で6の差がある。夏に多くの新戦力を迎えたミラン。シーズン前半戦の苦戦は想定内だったとしても、そろそろ結果が欲しいところだ。
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