アーセナルのメスト・エジル【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、同クラブ所属のドイツ代表MFメスト・エジルが来季のバルセロナ移籍に向けてすでに合意に達しているという報道を否定した。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
エジルは現在のアーセナルとの契約が今シーズン末までで満了するため、今後の去就が注目されている。バルセロナの地元メディアは、エジルが移籍金2000万ユーロ(約26億円)で冬にバルサへ移籍することが合意したと報じた。すでにバルサとの2021年までの契約にサインしたとされている。
だがヴェンゲル監督は、エジルがバルサと合意したのかどうかについて「ノー」と一蹴。「そういう憶測は私にはどうしようもない。選手たちには代理人がいて、誰とでも自由に話すことができる。選手のキャリアを通して常に起こることであり、こういうことに煩わされる者は誰もいない」と語った。
FWアレクシス・サンチェスもエジルと同じく契約が残り1年となり、移籍の噂が絶えない。だがヴェンゲル監督は両選手との契約延長に向けた交渉を続けているとした上で、チームの戦いに影響することはないと主張した。
「2人の誠実さを疑ってはいない。契約満了を迎える選手がどうなるかは分からないものだが、我々が気にしているのは日曜日(バーンリー戦)のパフォーマンスだけだ。2人には試合に出て良いパフォーマンスを見せたいという意欲がある」と指揮官は話している。
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