シュトゥットガルトの浅野拓磨【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第13節の試合が現地時間の24日に行われ、ハノーファーとシュトゥットガルトが1-1で引き分けた。シュトゥットガルトのFW浅野拓磨は、この試合でブンデスリーガ1部での初ゴールを記録している。
先発に起用された浅野は、前半24分に先制ゴールを記録。味方のミドルシュートをGKが弾いたボールに反応し、こぼれ球を左足で冷静にネットへ蹴り込んだ。
地元メディアは浅野の初ゴールを祝福するとともに、相手DFとの「身長差23cm対決」に打ち勝ったことを強調している。最前線に配置された身長173cmの浅野が対峙した相手は、身長196cmのセネガル代表CBサリフ・サネだった。
「浅野拓磨は苦しい時間を過ごした。屈強なCB相手に空中戦で刃が立たなかったのは当然のことだ」と『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』は記述。「それでも、“ジャガー”と呼ばれる23歳には2本の敏捷な足があった。GKがこぼしてしまったボールを狙っていた」と持ち味を活かしたことを称えている。
ハノーファーの地元メディア『Sportbuzzer』は、この試合での浅野のプレーに採点「3」をつけた(ドイツの採点は1が最高で6が最低)。「173cmの浅野はサリフ・サネとの接近戦ではノーチャンスだったが、快速ドリブルでたびたび相手を翻弄した」と評している。
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