バレンシアのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督【写真:Getty Images】
バレンシアの指揮官、マルセリーノ・ガルシア・トラル監督が、バルセロナとの首位攻防戦を前にインタビューに答えた。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
現地時間26日、リーガエスパニョーラ第13節の試合が行われ、無敗で勝ち点30の2位のバレンシアは同じく無敗で勝ち点34の首位バルセロナをホームに迎える。バレンシアにとっては、リーグ首位に躍り出るためのこの上ないチャンスとなり、是が非でも勝ち点3が必要となる。
そんな中マルセリーノ監督は、今季リーグで12点を決めるなど絶好調のメッシに言及。好調維持するチームの中での異彩を放つ同選手について「止める鍵はない」とコメントするも、少しでも自由を与えないよう努力することを誓っている。
「メッシを止める鍵があるとは思っていない。なぜなら私は誰かよりも賢いわけではないし、プレーするわけでもないからだ。彼をどう抑えるかについて選択肢を用意することは簡単だ。彼がなるべくプレーに関与できず、かつ限られたスペースでプレーすることになるよう努めるつもりだ。でも彼を消すということは未だ誰も成し遂げたことはないよ」
前節のエスパニョール戦で退席処分を受けたことにより、マルセリーノ監督には2試合のベンチ入り禁止が言い渡されている。よって、バルセロナ戦は最前線でチームを指揮することはできない。
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