フランクフルト戦前日会見【写真:goal.com】
2日のブンデスリーガ第19節、バイエルン・ミュンヘンはホームでのフランクフルト戦に臨む。前日会見に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督は、フランクフルトへの警戒感を表しながらも、勝ち点3獲得への意欲を示している。
ドイツ『AZ』がスペイン人指揮官のコメントを伝えた。
「フランクフルトは特別なチームだ。偉大な歴史を持ち、優秀な監督が指揮を執っている。ダイナミックな選手も揃っているね。だが我々にとっては勝ち点3を加える機会であり、(2位との)勝ち点差を維持したいね。またプレーを改善しながら、次のステップを踏む機会でもある」
前節シュトゥットガルト戦では2-1の接戦を演じたバイエルンだが、グアルディオラ監督に課題と感じることはあるのだろうか。
「いや、シュトゥットガルト戦でのパフォーマンスには満足していたよ。人々は、我々がいつも3-0や4-0で簡単に勝つべきだと思っている。しかし難しい試合になることは予想していたし、選手たちにもそう伝えていた」
「シュトゥットガルト戦は試合をコントロールしたものの、チャンスをあまりつくり出せなかった。しかし総合的に、プレーは良かったと思っている」
ブンデスリーガ優勝を逃す可能性があるかを問われると、次のように返答した。
「もちろん。優勝を逃す可能性は当然ある。シュトゥットガルト戦で勝利を決めたのは93分だ。同点のときには(FWティモ・)ヴェルナーが大きなチャンスを迎えた。マヌエル(・ノイアー)が止めたが、敗れてもおかしくなかった。そのようなことがシュトゥットガルト戦で起き得るということは、フランクフルト相手でもそうなる可能性がある。その次のニュルンベルク戦でもそうだ。非常に危険な試合になるだろう」
「1試合、いや2、3試合落とす可能性だってある。レヴァークーゼン、ボルシア・ドルトムント、ボルシア・メンヒェングラッドバッハ…。彼らには敬意を持っている。落ち着きを保つことが最善の道だね」