ハンブルガーSVの酒井高徳【写真:Getty Images】
ハンブルガーSV(HSV)に所属する日本代表DF酒井高徳は同クラブに所属するFW伊藤達哉について語っている。23日付けの地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が報じている。
現地時間19日に行われたブンデスリーガ第12節でHSVはアウェイでシャルケと対戦し0-2で敗れた。この試合でFW伊藤達哉は先発出場したもののわずか35分で交代した。同紙のインタビューで試合後に伊藤と何か話をしたかと問われると酒井は「彼とは意図的に話をしていない」と語った。「もちろん彼のところにいって説明する事も必要だが、何が良くて何が悪かったのか自分で考えなければならないから」と敢えて話しかけていない理由を明かした。
昨年11月、酒井は4大リーグ(イングランド・スペイン・ドイツ・イタリア)で日本人初となるチームのキャプテンとなった。あれから約1年、変わったことを尋ねられると酒井は「キャプテンとして今まで以上に他の選手とコミュニケーションを取るようになった」と答えた。「ロッカールームやグラウンド、時にはそれ以外のところでもね。他の選手がどんな事を感じ何を考えているか知っておきたからね」と話している。
また今季で切れる契約について聞かれると「現状、まだ話し合いは行われていない。でも私にとってそれはまだ重要なことではない。契約が切れるまで全力を尽くすだけです」と話すにとどまった。
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