エマニュエル・アデバヨール(左)とロベルト・マンチーニ監督(右)【写真:Getty Images】
トルコのイスタンブール・バシャクシェヒルでプレーするFWエマニュエル・アデバヨールが、イタリア人のロベルト・マンチーニ現ゼニト監督を酷評した。フランス『SO FOOT』で語っている。
現役時代にイタリア代表として活躍したマンチーニ監督は、指導者としても結果を残している。インテルでセリエAを3連覇、マンチェスター・シティではプレミアリーグ制覇を経験するなど、多くのタイトルを手にしている。
だが、シティでマンチーニ監督の指導を受けたアデバヨールは、「ロベルト・マンチーニ監督はドレッシングルームをコントロールできていなかった。25人の選手をイライラさせていた」と話した。
「選手としては偉大だったけど、偉大な監督ではない。シティにやってくるまでに何を成し遂げたっていうんだ?」
「彼は行く先々で40人の選手を獲得する。僕はシティにいたけど、彼は(エディン・)ゼコ、(マリオ・)バロテッリ、(カルロス・)テベス、(セルヒオ・)アグエロを獲得した。世界レベルのアタッカーを5人だ」
アデバヨールは、指揮官が余分な戦力を手放さないことが問題と感じている。
「出ていけと言われたら出て行ったさ。でも『君が必要なんだ』と彼は言う。で、次の日になると外されるんだ。彼のためにプレーしたい選手は皆無だったね」
現在、ロシアでゼニトを率いているマンチーニ監督は、実績十分と考えられ、イタリア代表の次期監督候補という噂もある。
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