出場停止バロテッリの代役はパッツィーニ
2月1日のイタリア最大紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」はトリノ戦当日の先発予想で、ACミランMF本田圭佑が前節カリアリ戦に続き、4-2-3-1システムの右の攻撃的MFで先発すると予想している。
中盤の並びは現状でバランス的にベストと見られる、右に本田、トップ下にカカー、左にロビーニョの並びとなっているが、試合開始後は頻繁なポジションチェンジが予想されている。
2-1で逆転勝利を飾った26日の敵地カリアリ戦では1トップを務めたイタリア代表FWマリオ・バロテッリが出場停止のために、クラレンス・セードルフ監督は代役としてジャンパウロ・パッツィーニを先発で起用する見込みだ。
カリアリ戦後半44分に右CKでパッツィーニの逆転ゴールを演出した本田にとっては、相性のいい相棒との競演となりそうだ。
本田はカリアリ戦で決勝点をアシストしながらも、3回の決定機を外したために、地元メディアでの評価は二分した。試合内容の乏しさも指摘されていただけに絶対的な評価を手にするためにはリーグ戦初ゴールがそろそろ欲しい。
イタリア杯ですでに敗退が決まっているミランは現在9位。来季のヨーロッパリーグ進出権を手にできる5位以上に食い込むには、現在勝ち点差「4」離されている8位のトリノは是が非でも撃破し、3ポイントを手にしたいところだ。
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