ブンデスリーガなどで活躍したアンソニー・イエボア氏【写真:Getty Images】
ブンデスリーガなどで活躍した元ガーナ代表FWのアンソニー・イエボア氏は、自身が死去したという報道に対して否定のコメントを出した。22日付の英紙『ミラー』などが伝えている。
現在51歳のイエボア氏は、現役時代にフランクフルト、リーズ、ハンブルガーSVなどでプレー。フランクフルトでは1992/93シーズンと93/94シーズンのブンデスリーガ得点王に輝いた。ブンデスリーガでの通算96得点は外国人選手として歴代8位であり、アフリカ人選手では現ボルシア・ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを1点差で抑えて首位となっている。
そのイエボア氏が死去したというニュースが一部で広まった。米国の病院で死去したと報じられ、一部のニュースサイトでは妻のタルシャさんによるものだというコメントも伝えられていたという。
だがイエボア氏は、母国ガーナのラジオ『カサパFM』に出演してこれを否定。「この話の背後にいる者たちはすぐにやめるべきだ。私は病気にすらなっていない。この話を聞いた時には驚いた。ニュースを見て心配した者がいたのなら、事実ではないと伝えたい。私は生きている」と同氏はコメントしている。
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