W杯出場を逃し涙を流すイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが、W杯出場を逃したイタリア代表のGKジャンルイージ・ブッフォンに同情の意を述べた。スペイン紙『アス』が伝えた。
先日行われたロシアW杯欧州予選のプレーオフで、イタリア代表はスウェーデン代表に合計スコア0-1で敗北。60年ぶりのW杯出場を逃したとともに、長年チームを支え続けたGKジャンルイジ・ブッフォンが代表引退を表明するなど、悲劇的な結末となった。
現地時間22日、チャンピオンズリーグ第5節でユベントスとの対戦を控えているバルセロナのラキティッチは、試合前日に会見に臨み、対戦相手でもあるブッフォンへメッセージを残している。
「もし僕がブッフォンにサッカーのことで何か説明をしなければならないとするなら…それは難しいことだ。僕の立ち位置を彼に与えたい。そして僕の代わりにW杯へ行ってほしいと言いたいよ。子供が紙に自分のサッカーチームを書く時、キーパーにはブッフォンを選ぶ。だから、ブッフォンの涙を見ると誰もが泣きそうになるんだ。その感情を説明するには言葉が足りないよ」
これに対し、ブッフォンは自身のツイッターアカウントにてジョークを交えた返答をしている。
「親愛なるラキティッチへ。キーパーとしてならまだプレーできるけど、クロアチアのために中盤の選手として君の代わりにプレーするのはいいアイディアとはいえないな。これは君のために言っているんだ。冗談は置いといて、君の言葉は素晴らしいプレゼントだった。ありがとう」
【了】
★W杯予選まとめはこちら★