マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
負傷による長期離脱からの復帰を果たしたマンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチだが、その負傷は周囲が考える以上に深刻なものだったという。19日付の英紙『ガーディアン』などが伝えた。
イブラヒモビッチは今年4月20日に行われたヨーロッパリーグのアンデルレヒト戦で膝を負傷。年明け以降の復帰が見込まれていたが、現時間18日に行われたニューカッスル戦に交代出場して実戦復帰を果たした。
だが、クラブにより「膝のじん帯の重大な損傷」と発表されていた負傷は、実際にはそれ以上に深刻なものだったとイブラヒモビッチは語った。「本当の負傷について知られたとすれば、プレーできていたことだけでもショックだと思われるだろう」と話している。
「膝(の負傷)以上のことだったが、自分の中にとどめておくつもりだ。だからこそ話さないことを決めたんだ」とイブラヒモビッチは述べ、真実について語ることは避けた。
それでも36歳のベテランFWは、予想より大幅に早い復帰を果たすことができた。「急いだわけではない。日々のスケジュールに従っていた。ハードワークだけが唯一の秘訣だ。1日5時間も6時間もトレーニングをしていた」と復帰に向けた取り組みを振り返った。
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