マッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
ユベントスは19日、セリエA第13節のサンプドリア戦を2-3で落とした。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ユベントスの守備が崩壊するのはこれが初めてではないと指摘している。
サンプドリアのホームで3失点したユベントス。これで今季リーグ戦の失点は13になった。昨季の同じ時点での失点は9。約1.5倍という数字だ。特にアウェイゲームでは苦しんでおり、ミラン戦を除くとアタランタ戦とウディネーゼ戦で2失点、そしてサンプドリア戦で3失点という“鉄壁”とは程遠い状況である。
ユベントス以外の上位チームは、前年と比べて失点が少ない。ナポリとインテルは14失点だったのが第13節を終えて9失点。ローマは12失点から8失点に減っている。
『ガゼッタ』は、ユベントスが昨シーズンよりも9点多く決めていることも伝えているが、「6連覇のチームのストロングポイントは常に守備だった」としており、絶対王者の変化を感じている。
19日のナイトゲームでアタランタに勝利を収めたインテルに抜かれたユベントスは3位に転落した。22日にはチャンピオンズリーグでバルセロナと対戦するが、本来の守備を見せられるだろうか。
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