クアリアレッラ(右)をマークするキエッリーニ(左)【写真:Getty Images】
ユベントスは現地時間19日、セリエA第13節のサンプドリア戦を2-3で落とした。DFジョルジョ・キエッリーニは、この敗戦に言い訳をするつもりはない。同選手のコメントを伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
イタリアの絶対王者ユベントスは、この日も主導権を握ったが、なかなか得点を奪えなかった。後半に入って得点を重ねたのはサンプドリアで79分までの3得点を挙げている。
ユベントスはアディショナルタイムに2点を返したが時間が足りず、2-3で敗れた。
サンプドリアはこの日の枠内シュートが4本だった。うち3本が得点となっている。運が悪かったのかと問われたキエッリーニは、「とんでもない。最初のシュートでゴールを奪われたからって、それは何かしら足りないものがあるからだと僕は思う。それに個々について話すのも違うね。僕たちの強さはいつだってグループとしての強さだった。誰かがミスをすれば、ほかでカバーしてきたんだ」とコメント。内容で勝っていたなどと言うつもりはないようだ。
キエッリーニも呼ばれているイタリア代表は先週、ロシア・ワールドカップ(W杯)出場権を逃した。『スカイ』のインタビューで同選手は「悪いことは終わらないね」と苦笑い。「今シーズンの僕たちは一撃浴びないと目が覚めない。今日は長い時間試合を支配した。3点ビハインドとなってからクオリティのある試合ができていたね」と語り、それぞれがもっと奮起しなければいけないと述べている。
ユベントスはこの敗戦で、首位ナポリとの勝ち点差が4となった。
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